2021.03.31
聖火リレー Olympic Torch Bearing
(English below)
県内あちこちから桜の便りが聞かれるようになってきました。
みなさんの地域はいかがですか。
まだ空気がひんやりと感じられた26日金曜日、
僭越ながら、私は会津若松市で
聖火リレーのトーチを繋がせていただきました。
このような機会をいただき感謝しています。
オリンピックや聖火リレーに関しては不安や疑問の声も挙がっています。
様々な意見があることを受け止めています。
しかし当日、沿道にはマスクをしていてもわかるような
キラキラしたみなさんの笑顔がありました。
純粋に、聖火の前向きなパワーってすごいなと胸が熱くなりました。
県内あちこちから桜の便りが聞かれるようになってきました。
みなさんの地域はいかがですか。
まだ空気がひんやりと感じられた26日金曜日、
僭越ながら、私は会津若松市で
聖火リレーのトーチを繋がせていただきました。
このような機会をいただき感謝しています。
オリンピックや聖火リレーに関しては不安や疑問の声も挙がっています。
様々な意見があることを受け止めています。
しかし当日、沿道にはマスクをしていてもわかるような
キラキラしたみなさんの笑顔がありました。
純粋に、聖火の前向きなパワーってすごいなと胸が熱くなりました。
聖火リレーが復興五輪の幕開けとして福島からスタートすることが決まったのが
今から3年前。
日々取材でお世話になり、ニュースをお伝えしている福島の皆さんへの感謝の気持ちを伝えたい、
そして福島の魅力を発信したいという思いで聖火ランナーに応募させていただきました。
去年はスタートの直前に延期が決まり、そのときはがっかりしましたが、
震災から10年の3月に福島からスタートすることは
より特別な意味を持つのではないかと感じました。
異例の1年の延期、この日まで長い道のりでした。
その中でもオリンピックや聖火リレーを楽しみに
前を向いて頑張っている方々の姿がありました。
当日、近くを走った聖火ランナーの方には病院で働いている方もいました。
日々必死に戦っている仲間たち、
直接応援には来ないけれど勇気を届けたいと涙ながらに語ってくれました。
オンラインや沿道で見守ってくださった皆さん、
この日を迎えるために準備をしてくださった皆さん、
そしてランナーの皆さん、
たくさんの方々の希望が繋がった特別な瞬間だったと感じます。
聖火はこれから日本各地をリレーする予定です。
トーチの材質には仮設住宅の廃材をリサイクルした素材が含まれていて、
桜形のデザインには県内の子供達が関わっています。
福島にゆかりのあるトーチが、多くの皆さんの心に希望を灯してくれますように。
そして、辛いニュースや悲しいニュースもたくさんありますが、
少しでも福島の皆さんが笑顔になる瞬間が増えることを願って
これからも心を込めてニュースをお伝えしていきたいと思っています。
今から3年前。
日々取材でお世話になり、ニュースをお伝えしている福島の皆さんへの感謝の気持ちを伝えたい、
そして福島の魅力を発信したいという思いで聖火ランナーに応募させていただきました。
去年はスタートの直前に延期が決まり、そのときはがっかりしましたが、
震災から10年の3月に福島からスタートすることは
より特別な意味を持つのではないかと感じました。
異例の1年の延期、この日まで長い道のりでした。
その中でもオリンピックや聖火リレーを楽しみに
前を向いて頑張っている方々の姿がありました。
当日、近くを走った聖火ランナーの方には病院で働いている方もいました。
日々必死に戦っている仲間たち、
直接応援には来ないけれど勇気を届けたいと涙ながらに語ってくれました。
オンラインや沿道で見守ってくださった皆さん、
この日を迎えるために準備をしてくださった皆さん、
そしてランナーの皆さん、
たくさんの方々の希望が繋がった特別な瞬間だったと感じます。
聖火はこれから日本各地をリレーする予定です。
トーチの材質には仮設住宅の廃材をリサイクルした素材が含まれていて、
桜形のデザインには県内の子供達が関わっています。
福島にゆかりのあるトーチが、多くの皆さんの心に希望を灯してくれますように。
そして、辛いニュースや悲しいニュースもたくさんありますが、
少しでも福島の皆さんが笑顔になる瞬間が増えることを願って
これからも心を込めてニュースをお伝えしていきたいと思っています。
トーチの断面 |
聖火リレー初日の沿道です。子供たちも旗を振って応援していました。 |
interviewed foreign media, I was impressed by their passion. 今回は海外のメディアに取材していただいたり、取材させていただいたり、「福島の今を世界に発信したい」という思いが嬉しかったです。 |
The Tokyo Olympic torch relay began on March 25th in Fukushima prefecture.
It was a great honor for me to bear the Olympic torch on the second day of its journey in Aizuwakamatsu city.
I understand that there are concerns or criticism of the event being held amidst the corona pandemic,
but I think it's very meaningful that the relay starts from Fukushima 10 years after the disaster and nuclear accident, as well as being one year since the unusual decision of postponement.
It was decided three years ago that the Tokyo Olympic torch relay would start from Fukushima as the symbol of the “Reconstruction Olympics”.
I applied to run as a torch bearer a year and a half ago because I wanted to express my appreciation to the people of Fukushima, and wanted to be part of updating the image of our prefecture to the rest of the world.
From afar, Fukushima might look like a place where time has stopped,
but actually there are so many attractive points to the prefecture where people live positively despite the hardship they have faced.
The positive attitude and mindset shown here have been of great importance,
especially now during a global crisis.
We’ve come a long way.
The torch bearing experience was absolutely amazing.
I was touched by seeing everyone in attendance smiling even with their masks on.
It’s been too long since we last shared a special moment like this,
which was felt not only by the runners but also by those in the audience who had been looking forward to the event and the staff who helped prepare for the occasion.
The Olympic torch has a deep connection to Fukushima prefecture
as it contains material recycled from temporary housing estates that were built following the 2011 disaster, and several Fukushima children were involved in its sakura design.
The torch will travel across Japan for 121 days before reaching its destination.
I hope the torch will shine our way to a bright and peaceful future.
It was a great honor for me to bear the Olympic torch on the second day of its journey in Aizuwakamatsu city.
I understand that there are concerns or criticism of the event being held amidst the corona pandemic,
but I think it's very meaningful that the relay starts from Fukushima 10 years after the disaster and nuclear accident, as well as being one year since the unusual decision of postponement.
It was decided three years ago that the Tokyo Olympic torch relay would start from Fukushima as the symbol of the “Reconstruction Olympics”.
I applied to run as a torch bearer a year and a half ago because I wanted to express my appreciation to the people of Fukushima, and wanted to be part of updating the image of our prefecture to the rest of the world.
From afar, Fukushima might look like a place where time has stopped,
but actually there are so many attractive points to the prefecture where people live positively despite the hardship they have faced.
The positive attitude and mindset shown here have been of great importance,
especially now during a global crisis.
We’ve come a long way.
The torch bearing experience was absolutely amazing.
I was touched by seeing everyone in attendance smiling even with their masks on.
It’s been too long since we last shared a special moment like this,
which was felt not only by the runners but also by those in the audience who had been looking forward to the event and the staff who helped prepare for the occasion.
The Olympic torch has a deep connection to Fukushima prefecture
as it contains material recycled from temporary housing estates that were built following the 2011 disaster, and several Fukushima children were involved in its sakura design.
The torch will travel across Japan for 121 days before reaching its destination.
I hope the torch will shine our way to a bright and peaceful future.
この経験を励みに、これからも福島のためにがんばります! |
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