2022.03.10
with a camera in Nishiaizu Town 3-2
昔の宿場町、野沢宿で屋号の下がる道沿いを進んでいくと、「焼きドーナツ」の幟のお店を見つけます。気になったので入ってみます。
こちらの店は「上野菓子店」。中では、ご主人がお菓子をケースに詰める作業中です。
こちらの店は「上野菓子店」。中では、ご主人がお菓子をケースに詰める作業中です。
屋号の街並みを楽しんでいると… |
焼きドーナツの幟が。 |
「道の駅にも卸しているので、これから運ぶところなんです。」
こちらの味噌と書いてあるのは?
「味噌味のサブレです。地元の西高生(西会津高校の生徒)のアイディアで作ったものなんですよ。」
西会津町は味噌ラーメンの美味しいところです。
味噌ラーメンの有名店の一つ「えちご家」に、知る人ぞ知る古民家「ごしょうまき」は、こちらをクリック。
そのラーメンで有名な味噌を使ったサブレが人気商品の一つだそう。
こちらの味噌と書いてあるのは?
「味噌味のサブレです。地元の西高生(西会津高校の生徒)のアイディアで作ったものなんですよ。」
西会津町は味噌ラーメンの美味しいところです。
味噌ラーメンの有名店の一つ「えちご家」に、知る人ぞ知る古民家「ごしょうまき」は、こちらをクリック。
そのラーメンで有名な味噌を使ったサブレが人気商品の一つだそう。
忙しそうなご主人。 |
地元高校生と開発したサブレが人気。 |
店内で特別に試食させて頂くと…外がかりっ、中がさくっとした食感、味噌の塩味とコクがサブレの甘みと相まって美味しい♪しかも厚みがあるので、食べ応えがあります。
「結構お腹にたまりますよね。」
一枚150円で、小腹が空いた時にも良さそうな一品です。
「結構お腹にたまりますよね。」
一枚150円で、小腹が空いた時にも良さそうな一品です。
味噌味のサブレ(150円)。 |
結構厚みがあり、食べ応え十分。 |
こちらも、道の駅に卸す落雁(350円)。
上の模様は葡萄だそうで、中には餡子が入っているそうです。こちらもボリュームがありますね。
「四等分位にして召し上がる方が多いようです。余ると、天ぷらにして食べる人もいるそうです。」
会津には饅頭を天ぷらにして食べる文化があります(仏壇に供えた饅頭を天ぷらにした、という慣習がきっかけという説も)が、その“応用”篇的な会津らしい食べ方ですね。
更には別の場所で売られるお菓子も作っていました。
上の模様は葡萄だそうで、中には餡子が入っているそうです。こちらもボリュームがありますね。
「四等分位にして召し上がる方が多いようです。余ると、天ぷらにして食べる人もいるそうです。」
会津には饅頭を天ぷらにして食べる文化があります(仏壇に供えた饅頭を天ぷらにした、という慣習がきっかけという説も)が、その“応用”篇的な会津らしい食べ方ですね。
更には別の場所で売られるお菓子も作っていました。
落雁は餡子入り。 |
「この落雁、天ぷらにもするんですよ。」 |
「大山祇(おおやまづみ)神社のお饅頭もうちで作っています。神社の御紋を入れた菓子を許可されているのは、うちだけなんです。」
大山祇神社は、一生に一度「なじょな願いも聞きなさる(どんな願いも聞いてくださる)」と言い伝えられている神社です。お参りしやすい麓の遥拝殿から参道(山道)を上る事約4キロ先に本殿、更に案内人付きで初めて行ける奥の院がある神社です。
大山祇神社(本殿まで)の「ぶらカメ」のエピソードは、こちらをクリック。
「聞いてないよ~」、奥の院まで行ってきたエピソードは、こちらをクリック。
腰の低くて若く見える方ですが、実は上野惣右衛門八代目。店自体は安土桃山時代から続くとも言われる老舗なのです。
大山祇神社は、一生に一度「なじょな願いも聞きなさる(どんな願いも聞いてくださる)」と言い伝えられている神社です。お参りしやすい麓の遥拝殿から参道(山道)を上る事約4キロ先に本殿、更に案内人付きで初めて行ける奥の院がある神社です。
大山祇神社(本殿まで)の「ぶらカメ」のエピソードは、こちらをクリック。
「聞いてないよ~」、奥の院まで行ってきたエピソードは、こちらをクリック。
腰の低くて若く見える方ですが、実は上野惣右衛門八代目。店自体は安土桃山時代から続くとも言われる老舗なのです。
歴史ある大山祇神社の御紋入りお菓子を作る老舗だった。 |
こちら、惣右衛門として八代目だそう。 |
因みにショーケースの上の「極寒特製」っていう白いものは何ですか?
「それは葛です。左が葛で、粉末にしたものが右側です。葛が欲しい方や、旅館に卸しています。」
こんな瓶詰にして置いてあるという事は、量り売りも…?
「はい、やっています。」
そしてこちらでは「くずゆ」も作っていて、大山祇神社の御神饌でもありました。
「それは葛です。左が葛で、粉末にしたものが右側です。葛が欲しい方や、旅館に卸しています。」
こんな瓶詰にして置いてあるという事は、量り売りも…?
「はい、やっています。」
そしてこちらでは「くずゆ」も作っていて、大山祇神社の御神饌でもありました。
葛の量り売りも…。 |
くずゆは、大山祇神社でも手に入るようだ。 |
葛の瓶が載っていたショーケースには御覧のような手頃な値段の洋菓子もあり、和洋どちらも作っています。
そんな八代目に町のお勧めスポットを聞くと、
「すぐそこの神社は如何ですか?私は何か人生で悩んだ時にそこの神社のおみくじを引くんですが、私の進むべき道を教えてくれると感じられるおみくじなんですよ。」
それは私も引いてみなくては…。このあとのぶらカメで良い出会いはあるのかどうか?
そんな八代目に町のお勧めスポットを聞くと、
「すぐそこの神社は如何ですか?私は何か人生で悩んだ時にそこの神社のおみくじを引くんですが、私の進むべき道を教えてくれると感じられるおみくじなんですよ。」
それは私も引いてみなくては…。このあとのぶらカメで良い出会いはあるのかどうか?
ショーケースには洋菓子も…。 |
ご主人の気にするおみくじ。スマホの写真に入っていた。 |
味噌味サブレや餡子入り落雁などが買える上野菓子店は、県道339号沿いにあります。尚この日は焼きドーナツは作っていなかったそうです。次の機会にぜひ食べてみたいと思います。
その神社は上野菓子店のすぐ近くの押しボタン信号を、役場に向かって進みます。暫くすると、右手に紙垂(しで)が見えてきました。
その神社は上野菓子店のすぐ近くの押しボタン信号を、役場に向かって進みます。暫くすると、右手に紙垂(しで)が見えてきました。
老舗ならではの和の甘味から洋菓子まで楽しめる。 |
どうやらここが、あのおみくじの引ける場所? |
天満天神宮には、石柱と社殿があります。お参りを済ませ、社殿の扉を開きます。社殿の中に、おみくじが置いてあります。
天満天神宮。恐らくここだ。 |
社殿の戸を開けると、おみくじがあった(1回100円)。 |
何だか、かわいい…。
100円を入れて、引いてみます。
「小吉」です。
100円を入れて、引いてみます。
「小吉」です。
可愛いイラストが…。 |
嬉しいが、テレビ的にはどうなのか?←考えすぎ? |
ものごとは控えめにした方が良さそうです。「ぶらカメ」は偶然の出会いを楽しむ旅企画ですが、いつも通り節度を持って旅する事に致します。有難うございます。
さて今来た道を戻ると、外で葱の皮をむいている女性を見かけます。
「雪下から取り出したんです。店で出す蕎麦用です。」
さて今来た道を戻ると、外で葱の皮をむいている女性を見かけます。
「雪下から取り出したんです。店で出す蕎麦用です。」
謙虚に旅を続けよう。 |
雪下からとった葱は、店の蕎麦に使うと言う。 |
実はこの女性のいた傍の建物、看板や暖簾は無いのですが、テイクアウトの表示で辛うじてお店かな?と気付く感じです。
「元は私がやっていた会社の事務所だったんですが、今はそれをやめて、3年程前から食事の出来るお店にしたんです。」
「元は私がやっていた会社の事務所だったんですが、今はそれをやめて、3年程前から食事の出来るお店にしたんです。」
食事を提供する店にしては、看板が無い!? |
ただ近寄ってみると、テークアウトなどの提供もしているのが分かる。 |
中は、靴を脱いであがったところにテーブルと幾つかソファがあります。
「餃子が得意なのよ。あと蕎麦がきを揚げたり…。でも店を始めて1年で新型コロナウイルスでしょ…。お盆とか人が集まる時期に、全然人が来ないから、困っちゃうわねぇ。」
「餃子が得意なのよ。あと蕎麦がきを揚げたり…。でも店を始めて1年で新型コロナウイルスでしょ…。お盆とか人が集まる時期に、全然人が来ないから、困っちゃうわねぇ。」
新型コロナの影響で、お客さんが少ないという。 |
「母ちゃんの」シリーズ…食べてみたい! |
それでもこの日は食事の予約が入っていて、その準備にとりかかるそう。早く店内にある提灯を出して、心おきなく会話やお酒が交わせるようになると好いですね。
準備で忙しい時にお邪魔しました。有難う御座いました。
準備で忙しい時にお邪魔しました。有難う御座いました。
店内にあった提灯。 |
開店時は、右の小さな屋根の下に提灯が灯る。 |
という事で食事時が近くなってきた時分に町をぶらぶらしていると、つい2度見をしてしまう建物が!
古い日本家屋なのに…イタリアの国旗!?大きな暖簾の脇には「OPEN」の文字…。これは気になります。ちょっと寄ってみましょう(つづく)。
つづきの「日本家屋でイタリア料理とたい焼き?からの~…」は、こちらをクリック。
古い日本家屋なのに…イタリアの国旗!?大きな暖簾の脇には「OPEN」の文字…。これは気になります。ちょっと寄ってみましょう(つづく)。
つづきの「日本家屋でイタリア料理とたい焼き?からの~…」は、こちらをクリック。
日本家屋にイタリア国旗。でも似合っている。 |
暖簾には大きな家紋が…。 |
全文を読む