2019.02.01
the answer
白河市のご当地ヒーロー、ダルライザーが映画になった話は、以前このブログにも書きました。あの時は2時間半近くに及ぶ超大作で、内容の濃いもので私は面白かったのですが、全国で上映しようとするとその長さがネックになっていたそうです。
あれから1年余り、その映画の2時間バージョンが出来上がったと、主演の和知健明さんを通じて「マスコミ試写会」のお誘いを頂きました。そこで私の冬休みの初日は、東京のマスコミ試写会に行く事にしました。
場所は、渋谷にある映画美学校試写室。来た人の中にはお互い挨拶している人もいたので、映画を記事にするお馴染みさんもいたようです。
あれから1年余り、その映画の2時間バージョンが出来上がったと、主演の和知健明さんを通じて「マスコミ試写会」のお誘いを頂きました。そこで私の冬休みの初日は、東京のマスコミ試写会に行く事にしました。
場所は、渋谷にある映画美学校試写室。来た人の中にはお互い挨拶している人もいたので、映画を記事にするお馴染みさんもいたようです。
渋谷の試写会場。 |
オープニングは、あの格好良い感じのままです。がその後は、以前のバージョンに比べて、かなりテンポアップしています。畳みかけるように、伏線が次々出てくる感じです。話の内容が濃いまま2時間にしてあるので、本当に目が離せない編集になっています。見ていて謎や疑問だったところが後からほどけていく感じは、2時間半バージョンより増えています。というのも、時系列やエピソードを丹念に追った2時間半バージョンに比べ、2時間版は、伏線を更に入り組ませてあるからです。
一方、中にはばっさり行ってしまった場面も…。切られた場面を知っている側からすると、味がある場面なんだけどな~とか、緩い場面があったからこそ緊張が解けてほっと出来たんだよね~…なんて。そうやって頭の中で反芻できるのも、あの2時間半バージョンを見た人の特権ですね。
勿論、ばっさりいった部分があったって、泣けるあの名場面の数々はそのままに、闘うシーンもばっちり見応えがあります。
個人的には、特に序盤の方のエピソードで、場面転換の際にもうほんの少しだけ間があったら、見ている人も頭を整理しながら見ていけるかな、とも思いました。2時間半バージョンを知っている人には、全く問題ないのですが。ただかなり編集も苦労したのでしょう、リッ……余計な事を言いそうになりました(^-^;
でも映画館では集中して見られますから、ストーリーと映像と構成の力でもって、見る人を映画に引き込んでいく事でしょう。2時間なので、やはり体力的にも以前のバージョンより楽でした。
いよいよ3月9日、池袋の「シネマ・ロサ」で上映が始まります。ブラッシュアップされた『ライズ ダルライザー -NEW EDITION-』は、上映時間を5分の4にせよという難問とスタッフ達が格闘した「解答篇」でもあります。福島県から生まれたローカルな映画が少しでも多くの人に見られ、和知さんをはじめ映画に携わった方の色々な思いとともに広がっていってほしいと願っています。
一方、中にはばっさり行ってしまった場面も…。切られた場面を知っている側からすると、味がある場面なんだけどな~とか、緩い場面があったからこそ緊張が解けてほっと出来たんだよね~…なんて。そうやって頭の中で反芻できるのも、あの2時間半バージョンを見た人の特権ですね。
勿論、ばっさりいった部分があったって、泣けるあの名場面の数々はそのままに、闘うシーンもばっちり見応えがあります。
個人的には、特に序盤の方のエピソードで、場面転換の際にもうほんの少しだけ間があったら、見ている人も頭を整理しながら見ていけるかな、とも思いました。2時間半バージョンを知っている人には、全く問題ないのですが。ただかなり編集も苦労したのでしょう、リッ……余計な事を言いそうになりました(^-^;
でも映画館では集中して見られますから、ストーリーと映像と構成の力でもって、見る人を映画に引き込んでいく事でしょう。2時間なので、やはり体力的にも以前のバージョンより楽でした。
いよいよ3月9日、池袋の「シネマ・ロサ」で上映が始まります。ブラッシュアップされた『ライズ ダルライザー -NEW EDITION-』は、上映時間を5分の4にせよという難問とスタッフ達が格闘した「解答篇」でもあります。福島県から生まれたローカルな映画が少しでも多くの人に見られ、和知さんをはじめ映画に携わった方の色々な思いとともに広がっていってほしいと願っています。
入場者に配られたチラシと、映画を紹介する書類。8枚にわたって「思い」が書かれている。 |
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