2003.05.19
空は曇りでも…
五月の紫外線を侮ってはいけない。子供の運動会ですっかり日焼けしてしまった…。
そんな日焼け顔を撫でながら、運動会から帰ってきてゴジてれ土曜版を見ていたら、翌日に面白い催しがあると放送していたので足を運んでみる事にした。郡山市でおととしから活動しているMI・SO・LAというバンドの演奏会である。このバンドは、スチールパン(スチールドラム)を演奏するバンドなのだ。
スチールパンとは中米のトリニダードトバゴという小さな国で生まれた楽器で、ドラム缶から作られたのが始まりだ。おととしサッカーのU−17世界選手権が行われた国がトリニダードトバゴで、中継映像の終わりなどにこのスチールパンが演奏されるシーンが映っていたので、そちらでご記憶の方もいるかもしれない。
会場となった須賀川市文化センター小ホールの席はびっしり埋まり、立ち見も出るほどの盛況ぶりだった。中にはFCTの某アナウンサーの姿も…。見られても良いように結構綺麗な格好をしていたなぁ…、私は完全に休日のおやじスタイル。
私はこの銀色に輝く大きな鍋のような形をしたスチールパンの音が好きだ。元がドラム缶と言っても、楽器となったスチールパンの奏でる音は、ドラム缶を叩くような音とは全く違って優しい。鉄琴よりも、いやいや、滴が水面に落ちる音よりも、ずっとずっと柔らかい音なのだ。人によっては「癒し系」に感じる人もいるかもしれない。初めて直に音を聞いてみたが、広がりを持つ豊かな音だった。
この日は“Over The Rainbow”や『コパカバーナ』のようなお馴染みの曲から、“Lupin �”に『アンパンマンのマーチ』、そして『川の流れのように』など13曲(アンコールを入れて14曲)を披露した。最初はシャイな東北人の観客も、最後は手拍子が自然と大きく出るようになって、あっという間の2時間弱だった。20人程のMI・SO・LAのメンバーは、演奏も良かったし、途中の喋りも面白いし、ソロ演奏や、両サイドの湯浅さんとリーダーすぎちゃんの演奏中の体の動きも光っていた。
バンド名のMI・SO・LAは
1)福島の「美」しい「空」
2)音の「ミ」「ソ」「ラ」
3)「美空」ひばりさんの曲も演奏したい
という理由から名づけられたそうだ。
この日の須賀川市は曇り空だったが、演奏を聞いたあとはバンド名の通り、美しい空が広がるような、晴れやかな気分になれる演奏会だった。
次回も期待しています。
そんな日焼け顔を撫でながら、運動会から帰ってきてゴジてれ土曜版を見ていたら、翌日に面白い催しがあると放送していたので足を運んでみる事にした。郡山市でおととしから活動しているMI・SO・LAというバンドの演奏会である。このバンドは、スチールパン(スチールドラム)を演奏するバンドなのだ。
スチールパンとは中米のトリニダードトバゴという小さな国で生まれた楽器で、ドラム缶から作られたのが始まりだ。おととしサッカーのU−17世界選手権が行われた国がトリニダードトバゴで、中継映像の終わりなどにこのスチールパンが演奏されるシーンが映っていたので、そちらでご記憶の方もいるかもしれない。
会場となった須賀川市文化センター小ホールの席はびっしり埋まり、立ち見も出るほどの盛況ぶりだった。中にはFCTの某アナウンサーの姿も…。見られても良いように結構綺麗な格好をしていたなぁ…、私は完全に休日のおやじスタイル。
私はこの銀色に輝く大きな鍋のような形をしたスチールパンの音が好きだ。元がドラム缶と言っても、楽器となったスチールパンの奏でる音は、ドラム缶を叩くような音とは全く違って優しい。鉄琴よりも、いやいや、滴が水面に落ちる音よりも、ずっとずっと柔らかい音なのだ。人によっては「癒し系」に感じる人もいるかもしれない。初めて直に音を聞いてみたが、広がりを持つ豊かな音だった。
この日は“Over The Rainbow”や『コパカバーナ』のようなお馴染みの曲から、“Lupin �”に『アンパンマンのマーチ』、そして『川の流れのように』など13曲(アンコールを入れて14曲)を披露した。最初はシャイな東北人の観客も、最後は手拍子が自然と大きく出るようになって、あっという間の2時間弱だった。20人程のMI・SO・LAのメンバーは、演奏も良かったし、途中の喋りも面白いし、ソロ演奏や、両サイドの湯浅さんとリーダーすぎちゃんの演奏中の体の動きも光っていた。
バンド名のMI・SO・LAは
1)福島の「美」しい「空」
2)音の「ミ」「ソ」「ラ」
3)「美空」ひばりさんの曲も演奏したい
という理由から名づけられたそうだ。
この日の須賀川市は曇り空だったが、演奏を聞いたあとはバンド名の通り、美しい空が広がるような、晴れやかな気分になれる演奏会だった。
次回も期待しています。
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